アタック＋タックル＝アタックル

　みなさん、おはようございます。
　ぱーくさいどさん（すみません、ＨＮでは読み切れなくって＾＾；、何年生の保護者の方でしょう？）のカキ
コにジロラモ先生が答えて理解が進んでいく。ブログらしい、すばらしいやりとりですね。そのきっかけ
がワタシのカキコっていうのが、とてもうれしいことですね（＾＾）。
　ラグビーでは、守る方は両手を使ってタックルすることができます。他のスポーツを考えてみましょう。
サッカーやバスケットボール、野球ではどうですか？もし両手を使ってタックルしたら、すぐに反則を取ら
れ、もしかしたら退場になってしまうかも知れませんね。ボールを持った相手にぶつかっていき、両手で
つかまえる。ボールを使ったスポーツで、こんなことができるのはあまりないことがわかりますね。
　ボールを持って攻撃してくる相手にぶつかっていき、両手を使って相手を倒し、相手が持っているボー
ルをうばってしまう。これこそが、ラグビーのタックルです。「守る」という気持ちだけでは、相手を倒し、
そのボールをうばうことまではできません。ボールを持った相手を「攻撃する」。その強い気持ちを持つ
ことこそ、タックルするということなんです。
　今年の大学日本一にかがやいた早稲田（わせだ）大学には、「アタックル」という言葉があります。アタ
ック（攻撃）とタックルを組み合わせた言葉です。「時津まつり」での６年生の長ラグ戦、特に前半は、「ア
タックル」という言葉がぴったりくるようなタックルが何度も見られました。だからこそ、後半の途中まで、
厳しいゲームができたんです。
　土曜日の練習では、タックルの練習を少し時間をかけてしてみたいと考えています。タックルの練習
の時は、「守り」の練習だと思うのはやめましょう。タックルの練習こそ、「攻撃」の練習なんです。相手を
攻撃してトライを取る練習、これこそが、タックルの練習なんです！